「真崎?」
「ふぁ(ハンバーグを食べながら)」
「確定申告の対策ちゃんとしてる?」
「かくていしんこく?」
「やっぱり」
「ふぁ(ハンバーグを食べながら)」
「きちんと確定申告しないと脱税になるよ」
「ブフォッ」
お話したのはフリーランスの大先輩
教育コンサルタントの「佐々木恵」さん。
子ども教育業界に新卒ほやほやでやってきた時から、横浜でプロ家庭教師として活躍されていたメグさんの教育ブログを2年間愛読し続けており、私にとっては「勝手に2年間お世話になり続けていたweb上の恩師」みたいな存在。
そんなメグさんとフリーランスになる直前のタイミングで偶然繋がった。そして、憧れだった企業と繋いでもらったり、仕事をいただいたり、不定期でお会いしては美味しいランチを餌付けしていただいているという関係。この日はハンバーグ。
脱税系女子になりそうだった私を「やっぱり…」という呆れ顔で見つめるメグさん。誠に忍びない。
「フリーランスになったら、年金や税金や確定申告、お金のことも全部自分でやっていかなきゃ駄目なんだからね。私も最初はそれで苦労したけど、やっておかなきゃ後で大変なことになるよ」
ヒィ
【確定申告をしないと脱税になるらしいです】
確定申告とは
納税者が前年1年間(1月1日から12月31日)の所得税を計算し、翌年2月16日から3月15日までの間に、税務署に確定申告書を提出して税金を納める手続きのこと。
1年間に得た売上や収入から必要経費を差し引いて所得を計算、各種控除を差し引いた後に課税対象となる所得を求めて申告する。
(ASCII.jp デジタル用語辞典より)
というもの。
「私がこの1年間で稼いだ金額から経費分引いた数値に所得税率分かけて出てきた分のお金を持って税務署に出頭「これだけ稼いだのでこれだけお国のためにお使い下さい」と所得税差し出してぺこぺこしに行くというイベント」という風に認識。
お金のこと、なあ。
(遠い目)
金銭管理。
タスク管理。
時間管理。
スケジュール管理。
健康管理。
自己管理。
私は「管理」とつくもの全てが苦手。
よくフリーランスになったなと思うのだけど「会社で管理されるなんて真っ平さ!自分の人生は自分で管理するんだ!」なんて威勢の良さは微塵もなかったわけで「どなたか真崎のことをものすごく上手に管理して下さる方がいるのであれば私その方その組織にこの身を捧げて一生ついていきます」くらい腰低め。いやほんと。
確定申告の他にも税金や年金のこともいろいろ話を聞いたのだけど、その話を聞いているだけで頭がプスンプスン。
メグさんに「私、脱税はしません」とだけ宣言し、半泣きになりながらお金と向き合う日々が始まった。
【ヒゲからの連絡】
長野のヒゲから突然LINEが来た。
珍しい。
「真崎!真崎!今日空いてる?」
「朝キャバなう」
「15:00~17:00同伴お願いしたいです!
( スタンプ↓)
生理的に迷ったけど会うことにした。
それが先週の日曜日。
「長野のヒゲ」こと「じょり」こと上条という男とは大学4年生からの付き合いになる。
関西で大学が同じだったのだが出会いは東京。
企業主催の大学生支援セミナーのアシスタントを一緒にやっていた仲で、いつ見てもヒゲだったので私は彼をヒゲと呼んだ。
「長野のヒゲ」たる由縁は長野に住むヒゲだから。
そこに「社長」が加わったのは昨年長野で企業して社長になったヒゲだから。
当時のアシスタント仲間、特に男メンツは鬱陶しいくらい暑苦しく情熱的で仲間想いで、当時はその勢いと温度感に若干引いている自分がいたのは事実。今はみんな尊敬してる。その中にヒゲはいた。
ヒゲは「仲間を守る」的なことをよく言っていた。
且つ家族を大切にするためにと、長野で就職して数年間は金融関係の仕事に従事していたらしい。なかなかに厳しい仕事ではあったらしいが成果はかなり出していた模様で流石だと思った。
そして、気付けば起業。
長野に住んでいる方々、写真を見る限り「年上のおねえさま」を始めとした年長の方々の健康をサポートしている様子。おねえさま達は推定50歳前後上だと思われる。
以前まで私たちが住むシェアハウスによく泊まりに来ていたが、最近は随分ご無沙汰だった。
そんなヒゲからの連絡。
「近況報告でも」という雰囲気ではない。
一体なんだろう。
【ヒゲは、ただの救世主でした】
「一生かけて、真崎をサポートしたい」
え、プロポーズ?
ではなかった。
このヒゲ。
どうやらヒゲは最近「ファイナンシャルプラン」のお手伝いを始めたらしい。
長野県でいろんなお客さんと関わっているとどうやら「お金のことで悩みを抱えている人」が随分多いことに気付いたのだそう。
その点ヒゲは元金融マンなのでお金の話にはめっぽう強い。
ヒゲの知識を使ってお客さんの資産運用やお金についてのアドバイスを行っていたらしく、そこには絶大なニーズがあったようだ。
「それで、「お金」を切り口にして、もっと人の人生を支えていこうと思って、最近ファイナンシャルプランの支援を始めたんだ」
そこで、お声がかかった。
正しい。私は困っている。
ということで、ヒゲコンサル開始。
今の税金年金、そして確定申告の話。
そして今後の私のライフプランについて、短時間ながら丁寧にヒアリングをしてもらった。
「ここからは余計な心配抜きで自分の願望をおもいっきり妄想しながら話してね」
いつ頃結婚したいか。
いつ頃子どもがほしいか。
子どもは何人ほしいか。
家は賃貸か購入どちらがいいか。
自分の月給はどれくらいか。
どんな形で仕事をしていたいか。
子どもは大学まで行かせてあげたいか。
老後はなにかしたいことがあるか。
などなど。
「2年後に2歳上の人と結婚」の想定でひとりデヘデヘしながら老後まで一気に話した。
「真崎いいね。楽しそうだね」
デヘデヘ
「この人生だと大体かかるお金が【ピー】円くらいだね」
オエエェェ
「ここがこんな感じで、ここでこういうお金が出て、あとはココーコケコケ
(数分後)
という感じかな」
「ヒゲ、生きるってお金かかるな」
【ヒゲの本領発揮】
「今日は短い時間だからあんまり話せないけど、お金のことでこれだけ真崎に伝えたかったんだ」
その3つとは
・無駄を減らすこと
・かしこく貯めること
・人生における「障害物」に上手く対応すること
「そのための方法を教えたいなと」
・
・
・
真崎「えええええまじで!!!!!」
真崎「うそーーーそんなことが!!!!!!」
真崎「あ、ちょ、だめ、もうこれ、、あ」
想像以上だった。(健全な意味で)
無知は「生きながら搾取される」ことと同じだった。
この日ヒゲがくれたほんのちょっとのお金の知識だけで、なんだか随分「払わなくていいのにこの後半永久的に払い続けていきそうだったお金」を払わずに済みそうな感じになった。
これ、大切なことやわ。
フリーランスとしてももちろんだけど
生きていく上で大切なことやわ。
「ヒゲ、ありがとう」
「いいよー。これからもし真崎がお金のことで困ったら、どんなにささいなことでもいいからいつでも連絡してきてくれていいよ!」
「いいの!?でもこれビジネスやろ?」
「相談者からは一切お金取らないよ!」
えっ
【ヒゲビジョン】
ビジネスモデルは一応ヒゲシークレット(黒いことは一切なし)として、とりあえず今後このファイナンシャルプラン支援は「相談者から一切お金を取らない」というスタンスで進めていくらしい。
「だって真崎お金ないでしょ?」
ない。
「やっぱり、俺は仲間を支えたいんだよね」
これは、学生時代から変わらない。
「だから、まずは俺の周りにいる人に幸せになってほしいのね。真崎もそのひとりで、でも真崎だけじゃなくて、「真崎の周りにいる人もプラスにしていく」ことで、真崎ももっと幸せになると思うし、そしたら俺もきっとすごい幸せなんだよね」
そう語るヒゲ。
この人、顔と雰囲気は
本当に胡散臭いのだけど
でも、本当に信頼できる、ただのいい奴。
そして仕事の面でも成果出せる。
お客さん、というか仲間のために一生懸命になれる奴。
「だから、お金で困っている人がいたら、全然俺のこと使ってくれていいからね。もちろんその人からも一切お金取らないし、それでもいつでも相談してもらってOKっていう形でやるつもりだから!」
【ということで、お金に困っている人はヒゲ紹介します】
顔と雰囲気は胡散臭いけど
真崎の名にかけて「信頼できる男」です。
お金に困っている方
というか困ってなくても多分現状知らないところでいろんな無駄出費が出ている可能性大のようなので、そういう話を聞いて「無駄を減らす」「かしこく貯める」をしたい方
ヒゲがこれからほぼ東京にいるみたいなので、もし良ければお繋ぎ致します。
「気になるけどこんなヒゲにいきなり会うの怖い」
という方は真崎が付き添ったりもするので良かったらお声がけ下さい。顔と雰囲気は胡散臭いですけど基本的には人畜無害です。
お金のことをちゃんと相談できる人がいるのって、なんかすごく安心感あります。おすすめ。
おすすめ。(2回目)
真崎
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