「自分はけっこうぽっちゃり系というかちょっとデブなくらいがタイプで森三中の黒沢くらいでも全然許容範囲内なんですよね。ところで真崎さんタイプです」
人生で一番リアクションに困った口説き文句がこちらで、この時ばかりは相手の頭を鈍器でかち割っても合法だったと思う。
骨太、巨乳、筋肉質。
ガチムチ体型の3大カルマを背負ったうえに、骨や筋肉の上には27年かけてお肉もたくさんたくさんつけた。
上記デブ専からのアプローチはわたしの心の隅に深い影を落としつつ「デブ専の存在は都市伝説じゃなかった!」という確かな希望にもつながった。「細いからモテる」なんてのは偽の命題です。ハッハー
ところでダイエットをしました。
だってどう転んだってお腹の贅肉はわたしのテンションを上げない。「そのお肉があれば海で浮けるね!」なんて誰かのフォローがまじウケる。
テンションの上がる自分でいたい。全然好みじゃない上に地味で薄汚い服を着るよりも、自分の好きなワンピース着てお散歩するほうが気持ちルンルンするアレ。
同じく「自分がルンルンできる体型」がきっとある。
贅肉ダルダル、ぽっこり出たお腹、セルライトたっぷりの手足、リンパの滞った顔回り。細い太い抜きにしたって不健康まるだしの体って全然セクシーじゃない。
私の身体から「テンションの下がる全要素」を排除して、健康的にテンション高くルンルン生きていきたい。
そんな感じで2月を「健康的に痩せる月間」に定めて、2週間半でマイナス3. 5kgでした。結果にコミット。どんな生活してたのか以下ご報告しようと思います。
(右:お仕事&ダイエットパートナーのまゆゆ)
これまでの悪しき生活習慣
昨年6月に沖縄移住してから自分の生活や体型にはあまり頓着がなく、いま思えば「いやそれは不健康にデブります」なことめっちゃしてた。
特に致命的だったものは
・晩ご飯は22:00以降
・しかも余裕で白米おかわり
・夜中でもお腹が減ったら近所の食堂行っちゃう
・夜に仕事しながらポテチやオレオを食べちゃう
・しかもペロリとひと袋
・キャラメルフラペチーノラブ
・運動しない
・車生活につきたぶん東京時代より運動不足
12月からフィリピン・セブ生活。
しかし生活習慣は特に変わらず。
現地には黄色いパッケージの「Ray」っていうポテチがあってだな、これがほんとに美味しくて絶妙な塩加減でもうカルビーとかコイケヤには戻れない。滞在先のお部屋に常備して夜にみんなでビール飲みながらバリバリ食べた。幸せな日々だったー。
で、2月。
いざダイエットを始めるにあたり、久々に体重計乗って発狂した。
どう考えてもこの2年で14キロ増量してるのおかしい
— 真崎 (@masaki_desuyo_) 2017年2月2日
え、おかしくない?
どう考えてもおかしくない?
14キロっておかしくない?
そんなに体重増えたら人相とか周囲の対応とかもろもろ変わってくるもんじゃない?
あ、でも。
実家に帰ったらお兄ちゃんに「お前はなにを間違ってそんなに太ったん?」って言われてた。
私のキャミソール姿を見たかつての同居人に「防具なしでアメフトできそうやな」って言われてた。
みんな要所要所でわりと警告出してくれてた。
ここらで気付けてよかったね!
ダイエットのルール
まゆゆとセブのAyalaモールで体重計を購入、2月は「健康的にがっつり痩せる月間」になります。ウルトラ私たちルール。 pic.twitter.com/8Vf3LJ16AF
— 真崎 (@masaki_desuyo_) 2017年2月1日
ということで、テンションの上がる体型目指して本気出すことにした。
特にダイエットや健康知識があるわけでもない中、まゆゆと私でうる覚えの知識を共有し合ってウルトラ私たちルールを作成。個人的に優先度の高い順に以下記載していきます。
1. 21時以降はお水だけ
22時以降のディナーと真夜中のお菓子がデフォだった私にとって最もハードルの高いこのルール。
あれですよね? 寝る3時間以内に食べたものはなんか体内にギュンギュン蓄積されるんですよね? なんかすごい太りやすくなるんですよね?(うる覚え)
いろんな情報をインプットする中で「夜遅くにご飯やお菓子を食べまくって良いことなんて1つもない!」という結論にたどり着いたので、まずはここ。
2. 炭水化物はオートミールだけOK
炭水化物抜きやら糖質制限やらの言葉をよく聞くようになったので「よし、じゃあ抜いてみよう!でもちょっとくらいはOKらしいからオートミールはOKにしよう!」とゆるゆる決めたルールがこれ。
3. ストレッチ毎日
やっといたほうが良さそうだねってことで。まゆゆは「180度に開脚して身体がベタッと床につく状態」を目指すらしい。意識高い!
私は途中から「体幹の強い女になりたい」という願望が芽生えたので、ストレッチに加えてカンタンな体幹トレーニングも追加した。
4. ズンバ最低週2回
ダンサー兼振り付け師のひとが考えたダンスフィットネスプログラム。ノリノリの激しい音楽に乗せてわりと踊ります。まゆゆが住んでいるコンドミニアムで平日週4回ズンバのレッスン開催しているので、それに週2は出よっか~という話に。
個人的にズンバの運動量はコアリズム以上ビリーズブートキャンプ以下(わりと幅広)で、1時間踊り切ったらわりとクタクタになります。
5. ポテチやチョコなど週1だけOK
お菓子!砂糖!絶対!NG!悪!みたいなテンションでいくとしんどそうだったので、制限なんだけどご褒美みたいなルールに見せかけたやつです。頭いいね。 土曜日はポテチ解禁してる。
あとは週3の腹筋背筋ルールもあったけど、ふたりともまったく実行していないので割愛。そうあれはダイエット開始時の高揚感が作り出した幻。
予定外の外食や仕事で追い詰められている日もあったのでちょこちょこルールを破ることもあったけど、基本的には上記を順守した。
で、その結果。
【朗報】2週間半でマイナス3.5kg pic.twitter.com/WJlWXurfYS
— 真崎 (@masaki_desuyo_) 2017年2月18日
いえいいえーい。
これまでの生活が不健康すぎたので、たぶん変化が出るとしたら最初にガクンとくるだろうなって予感はあった。きた。嬉しい。
感想
1. ダイエットパートナーがいるって最高
今回のダイエットでひとまず成果が出たのは9割9分9厘まゆゆのおかげです。
オーガニックフードのお店で豆乳やフレークを買ってくれ、野菜たっぷりのスープを大量に作り置きしてくれ、外食時にわたしが「ダメだまゆゆ海鮮丼食べたい海鮮丼食べたい海鮮丼食べたい海鮮丼食べたいですですですです」と呪詛を吐き散らかしても「むっちゃんダメだよ」と冷静かつ無情に歯止めをかけてくれた。
わたしはそこまで意思が強い人間ではなく、今回だって「テンション上げるためのダイエットでテンション下がってたら本末転倒だわよう」とそれっぽい理由でとっとと脱落していた可能性も大である。
ダイエットにおけるパートナーの存在は力強さしかないし、まゆゆをパートナーにしたらもれなく栄養たっぷりの美味しいスープがついてきます。
2. 1日3回もお腹はすかない
「1日3食は食べすぎ」という話は以前からわりと耳タコで個人的にも賛成な意見だったので、ダイエットを始めるずっと前から1日2食生活(朝ごはん抜き)をしていた。その時から「朝って実はそんなにお腹すいてないな~」と思っていた。
ダイエットを始めてから、自分のお腹の様子をよく気にするようになった。ふと何かを食べたくなったとき冷静にお腹と対話すると「あれ、別にお腹減ってなくない?」と気付くことが多かった。
この「とりあえずなんか口に入れたい」という衝動に負けるとたぶん太る。1日〇食という暗黙の決まりを無視して、できるだけ本当にお腹がすいた時だけご飯を食べるようになった。
3. 結果が出ると
嬉しい。
そんなわけで、今後も「21時以降はお水だけ」と「毎日ストレッチと体幹トレーニング」は確実に、炭水化物制限はゆるゆると続けていく所存です。
軽やかにルンルン生きるぞ。
いえいいえい。
真崎
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