真崎です

沖縄にいます

那覇「肉山」の赤身肉ディナーで、幸せとは何かを知った。

 

 

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めちゃくちゃIQ低そうなLINEが届いた。

差出人は沖縄ライター仲間のきららさん

 

聞けば「肉山」というちょっと高級な赤身肉レストランが那覇にオープンするらしい。

 

「本店が東京の吉祥寺なんですけど、予約に半年とかかかっちゃう超人気店らしいんです!!」

 

らしい。

きららさんは東京にいた頃に何度も予約チャレンジしたけど本当に半年後くらいしか空いていなかったらしく「そもそも半年後も生きてる保証はないので諦めていました」とのこと。おい大丈夫かよ。元気出せよ。

 

ぜひお肉を食べたいのできららさんに予約を任せた。

 

日程を相談して「月曜日から肉食べるっていう罪悪感がいいスパイスになりそう」という彼女のマゾな提案で月曜の予約が確定した。

 

そして先日、5月21日月曜日。

肉山で「このために生きてきた」と絶頂しそうな至高の肉体験をしてきたのでご報告します。

 

 

 

 

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来た。写真がヘタでごめんなさい。

 

奥でピースしてる短髪美女がきららさん。

見た目はクールでIQもLINE文面よりは高そう。

 

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テーブルには、お通しのキムチとやわらかプチトマト。

そしてお肉に付ける3種の薬味が置かれていた。

 

メニューはなんと5000円コース一択。

たたた誕生日でもないのにいいのかな。

月曜からこんな贅沢、来世でバッタにされても文句言えない。

 

小物につきそわそわしながら注文した。

なお飲み放題をつけるにはプラス5000円。

 

ではここから那覇・肉山のコーススタートです。

 

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最初に登場したのは鶏レバーのパテ。

パテっていいよね。語感が。

 

食べた瞬間「っフォ///」ってなった。

噛みしめながら「っアひゅッ///」ってなった。

なんだろう、美味しいもの食べたら照れるソレ。

 

身がしっかり詰まっているけどとっても軽い食べごたえ。薬味3種(ゆず胡椒マスタード辛味噌)それぞれと相性も抜群で「これ永遠に食べてられるね」ってきららさんとデレデレした1品目でした。

 

 

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見た瞬間「トクン…///」ときたコレ。

やんばるあぐー豚のローストポークです。

 

 

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テリッテリ。

ほどよい脂身でテリッテリの光沢。

 

おーい、しー。

ちょーおいしー。

口の上でとろけるとはこのことー。

 

声を大にしてあぐー豚の美味しさを叫びたい。

沖縄に移住してきて良かったと思う理由TOP5にガチでランクインしてるからなあぐー豚。

 

 

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ここでいよいよ赤身。

 

こちらは内もも。

お箸で1枚つかみ、静かに赤身を眺める。

 

 

わたし、もともと脂身が大好きだった。

白くてテリテリのアイツが大好きだった。 

 

赤身なんて眼中になかった。

霜降られていない肉なんてどこか空虚だった。

 

 

 

うっま。なにこれ。

 

やわらか。やわらかいけど歯ごたえ。若干のコリッと感。脂身なくてもジューシー。どゆこと。そして塩。星かなってくらい光り輝いてる塩。もう味付けはこの塩で十分。

 

ああ。嗚呼。

赤身、気づけばあなたが好きだった。

 

ねぇ次はどんな赤身が出てくるの?

ねぇマスター?

 

 

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ねぇマスター?

これ、エリンギじゃない?

 

うそ、わたし言ってた?

エリンギが大好きだってどこかで言ってた?

ひとり暮らし時代に毎日エリンギ炒めて塩コショウかけただけのやつ食べてたくらい大好きなんだって、わたし、あなたに言ってた?

 

「ここでエリンギっていう、100点満点感ですよ」

「ですね」

 

きららさん曰く「ただ焼いただけじゃなくて、醤油ベースの出汁にエリンギを付けて吸わせて、丁寧に焼かれました、ってなかんじの優しい味」なのでイメージ用にご査収ください。

 

 

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からの、ソーセージ。

オーケーオーケー大正解。

そのままでも美味しいし薬味つけるならやっぱりもちろんマスタード

 

 

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からの、キュウリ。

豆味噌とともにどうぞ。

 

女ふたりでキュウリ丸ごとポリッポリ齧りながら「きゅうりは正義だね」って話をひたすらしたエピソードとかいります? ひとり暮らしのとき晩ごはんとしてひたすらキュウリ齧ってた話とかいります? そしてわたしのひとり暮らしいろいろ詰んでない?

 

 

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やっほー赤身。また会ったね。

 

あれ、ワサビもいるじゃん。元気してた?

てか、え、なに、うそ、アンタたち、ちょっといつの間にそういうこと~…??///

 

ワサビと相性バツグンなもも肉をいただきました。ワサビ。もも肉。出会ってくれてありがとう。永遠の愛を誓いますか。誓います。ずっと幸せにな。わたしも幸せ。美味い。

 

なお写真を撮り忘れたのできららさんの肉山ブログから引用拝借しましたありがとうありがとう。 

 

 

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ここでアースーパーラーガースー(cv大山のぶ代

もうアタイ、この順番がニクい。

 

最高に立派なアスパラだった。

太くて大きくてとにかく立派。

アスパラってもっと細くて健気だと思ってた。どんな教育したらこんな自信の権化みたいな子が育つの。

 

アスパラはもともと好きですが「アスパラ様」と崇めたのは初めてでした。ありがたやありがたや。

 

 

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おかえり赤身。

やっぱり最後はお前に会いたい。

 

ラスト赤身はイチボ。

イチボがどの部位か分からなかったわたしにきららさんが「イチボってあれですよ!おしり!今わたしが大きくしたくて鍛えてるところ!」と教えてくれた。後半の個人情報すげーいらない。

 

味つけはシンプルに醤油。

ああん。なんなのこのおしり。最後まで優しい。優しいのに破壊力バツグン。ドキドキが止まらない。「奴はとんでもない物を盗んでいきました。あなたの心です」銭形警部、こっちも事件です。

 

 

ここで、肉はフィニッシュ。

 

 

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シメはTKG。

なんなの、この「分かってる」感。

 

これだけ肉食べた後にペロッとご飯一杯食べられるんだから、いかに赤身がサッパリ胃に優しいのか物語ってる。

 

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なおカレーもあります。

カレーとTKG、選べる2種類。

きららさんはカレーをチョイスして「はぁぁああんうまっ♡からっ!あ、でもうま♡からっ!」と最後まで楽しそうでした。

 

 

「半年に1回くらい来ような」

「こういう幸せのために仕事がんばりましょうね」

 

そんな誓いを立てて、至高の肉山体験は終了。

 

東京で半年待ちらしい肉山本店。

 

>沖縄の方

那覇店はオープンしたばかりなので予約するなら今です。

 

>東京もとい県外の方

本店の予約が取れず涙を飲んでる方はいっそ那覇に来たらいいと思うし来られるときはわたしに電話かLINEください。

 

真崎 

 

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