真崎です

沖縄にいます

「人の心や足を動かす文章を書きたい」という想いを、人の文章に心と足を動かされて日本一美味しいチーズケーキタルトを食べた後に記録しています

 

 

 

 

悔しいーと思った。

 

 

結構悔しかった。

よく分かんないけど悔しかった。

悔しくて「悔しー悔しーうおんうおん」ってフローリングの上をコロコロのたうち回るくらいには悔しかった。

 

 

このブログの中でも、好きな文章とか人のブログを紹介する機会は何度かあり、そういう文章は私の日常に濃い彩りを添えてくれている。なんというか、もう、好き。

 

でも、加藤はいねさんにも水野敬也さんにも山本ゆりさんにもAruFaさんにも「悔しい」っていう気持ちを抱いたことはたぶん1度もない。

 

 

 

一念発起(衝動と勢い)でライターになった。

それが3か月前。

 

「ライターなんねん仕事ほしい」と知り合いに相談したところ(相談の仕方が基本雑)こんなサイトがあるよと紹介されたのが、ライター業界ではおそらく有名な「クラウドワークス」というサイト。

 

仕事を求めるフリーランスのライターやデザイナーと、仕事を発注したい企業なりなんなりを繋げますよっていう、駆け出し方不明だった私にとっては夢のようなサイト

 

かと思った、が

 

 

「100記事書いて1万円」

「1記事50円」

「誰でも可」

 

のっけから絶望。

え、ライターってこんな世界なん?

 

この3か月でご縁があった企業の方々と話していると、もちろんその組織や個人の捉え方によるけど、「ライター」という職に対する一般的なイメージがそれとなく浮かび上がってきた。

 

「文章にお金を出す感覚が分からない」

「費用対効果が目に見えにくい商品だから」

「外注しなくても社内の人間が書ける」

「内容はいいからとにかく記事数が欲しい」

「単価の高いライターに頼まなくても、クラウドサイトで安くで発注できるからねえ」

 

 

 

これは、あきまへん(おこ)

 

 

ライターの地位低すぎ。

びっくりした。

足元見られすぎやて。

こんなん副業感覚以外で受注したあかんて。

 

なめられたもんやで!(開始1か月の新人)

 

 

 

で、その世間のイメージする「ライター」の枠に収まったらまあ大変、誰が書いても一緒と思われる文章をプロ自称するライターが書いてどうすんねんと凄まじい焦燥感に襲われて、「私はなにが書きたいのか」「私はどんなライターになりたいのか」を悶々と考えた時期があり

 

 

途中経過として1つ出した結論に沿って外部発信したところ、こちらの「plus-handicap」というwebマガジンに辿り付き、今一番伝えたい想いは言語化されてこちらの記事になった。イマココ。

 

 

 

話を過去に戻す。

 

 

考えた。

 

 

「誰でも書ける文章」なんて思われたくない。

そこに「真崎が書く」という付加価値が欲しい。

 

じゃあどんな付加価値をつけられるんだとこれまた考えた結果、出た結論が「人の心や足を動かす文章」だった。プロとして書くとすればこの価値をつけられないならライターとして存在する意味がないんじゃないかと思うぐらいのありきたりで会心の仮結論。

 

 

 

自分自身の文章が現実の物事を動かした実感を得たのは、今までたったの1度きり。

 

この記事を読んだどこぞのネットワーカーさんが自身のネットワークコミュニティでこの記事を拡散して、その後「俺たちの在り方を今いちど見直そうぜ」的なミーティングまで行ったという話が飛んできた。

 

文章とか言葉って、すげーと思った。

可能性も感じた。

 

 

 

そっから自分がすげーちっこく収まってきた。

 

 

その後もちょこちょこ文章を発信してたら、応援してくれる人やファンだと言ってくれる人が出てきたり、アメブロ時代には全然だったPVが1日1000とか2000とかまで早々に上がってきたり、ネットワークの記事以降10000超える日続いたりして、それはそれで嬉しいというかなんというか

 

 

「ちょ、私、ええやん」

 

ちょっと思ってた。(正座)

 

 

目の前の小さな事実にちょっと満足して悦ってる自分が正直おった。ある程度PV稼げるんやったらアフィリエイトとかしたら上手くいくんちゃーんって、すごい単純でなんの志もない気持ちに支配されそうにもなった。

 

 

そしたら

 

発見して。

 

悔しいうおんコロコロコロコロ。

 

 

この方のブログはずっと以前に友人がシェアしていて拝読したことがあって、その時は「なんかおもろいなあ」と思い、facebookフォローだけさせてもらった。でもそれ以降あんまり気にとめていなくて。

 

そしたら発見した、こちらの記事。

 

 

自分が非力で、伝えきれない。協力な拡散器になれない。(中略)ああ非力だ。テレビなら、それを無理やりにも伝えられるだろう。芸能人が言えば?届けられるかもしれない。なんてしょぼいんだろう。小手先でしかないじゃない。インターネットでインターネットのことを伝えるしか芸がないなんて。

 

はじめてインターネットに触れた9歳のとき。その可能性の広さに感動した。ここから無限の世界が広がると思ったし、夢中になった結果、確かに私の世界はめちゃくちゃ広がった。就職も、独立も、仕事をいただくのも、最高の友達ができるのも、すべてがインターネットの恩恵の中にある。

 

子どもの頃から、たくさんのことを発信してきた。大学時代に発信する仕事に就きたいと思った。でもインターネットの外にある、あなたの興味半径外の、でも本当に伝えたいことを、どうすればもっと本質的に、強く、広く、語り変えられるんだろう。

 

 

かっこええわーと思って

 

なんか悔しいわーと思って

 

インターネットの中の、何億人っていう人が存在する世界の中の、すごいすごいちっちゃい世界を自分の中の全世界みたいに捉えて、表面的な数字に満足して、そこで収まろうとしていた自分クソやわーと思って

 

塩谷さんの発信の文脈とはズレると思うけど、でも自分の発信が届いてる範囲なんて思っている以上にすげー狭くて結局興味のない人には届いてなくて、そこに対する違和感無視してる自分盲目やわーと思って

 

自分のエモーショナルな想いを私より俄然広範囲の人のこころに届けてしまう塩谷さんのパッションと文章力と発信力に結構な勢いで嫉妬して

 

 

その日から、彼女の書いた文章を遡って読んだり(≠ネットストーキング)、『BAKE』っていう(チーズケーキタルトに本気かけてる)洋菓子の会社の中で彼女が編集長を務める『the BAKE MAGAGINE』っていうwebマガジンの記事も読み漁ったりしているうちに(おすすめ記事:「紀元前から続くビジネス」に一生をかけて挑み続ける、農家のイノベーターとは? | THE BAKE MAGAZINE

 

 

 

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チーズケーキタルト

めちゃくちゃ食べたくなって

 

 

 

 

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15分並んで買って(1人で3個)

 

 

 

 

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いただきます

 

 

 

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うっま(悶絶)

 

 

 

いやこれまじで美味いわ。

塩谷さんの文章云々抜きにしてほんまに美味いわ。(失礼)

 

つくる側の情熱感じるわ。

牧場主の愛を感じるわ。

 

 

いやこれまじでほんまにうまいわ(ふちのクッキーを新宿駅東口前でボロボロこぼしながら)

 

 

 

取材帰りに「日本一美味しい」という噂のチーズケーキタルトをバクバクバクバクと頬張りながら

 

「はっ!」とする。

 

私、塩谷さんの文章にのせられてるわ。(無礼)

 

 

彼女の文章を読んで感情をかき乱されて、しかもそこから行動まで繋げられてしまった感。いうて普段洋菓子とかほんま興味ないからな。誰か買ってきてくれたらラッキーくらいで自分から買わんからな。なんか負けた感ある。(一方的)

 

塩谷さんの文章がなかったら、私はこの「BAKE」っていうお店を知ることも、チーズケーキタルトを食べて感動することもなかった。

 

 

「これが人の心や足を動かす文章やん」

 

わりと本気で感動した。

そしてやっぱりちょっと悔しかった。

 

 

ジャンルは違うかもしれへんけど、 私もネットと文章という手段を使って伝えたいことや変えたいものがある。

 

 

「人の心や足を動かす文章」

 

ここが、やっぱり1つ

私の目指すものやと思った。

 

 

そんな感じで、美味しすぎるチーズケーキタルトを悶々した思いと共に一瞬で3個完食して、どうしてもこの感覚をブログに残しておきたかったので、サンマルクチョコクロワッサンアーモンドを食べながらカタカタ記録しています。文章は人を肥やせる。(新発見)

 

真崎

 

 

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