真崎です

沖縄にいます

「で、なんで沖縄に移住するんですか?」

 

 

6月4日から沖縄にいる。

 

移住5日目の今日は北中城村イオンモール沖縄ライカムにてこの記事を更新している。電源wifi完備でオーシャンビューのイオンが存在する奇跡。あと北中城村を「きたなかぐすくそん」と読めるようになっただけで沖縄レベルが5上がった感ある。

 

移住後は弾丸でシェアハウスをいくつか内見して3日目にはどこかへ入居している計画だったけど、沖縄で唯一の友達が北中城村にいて気付けばその子の家にいる。2週間半の短期山村ホームステイ。夜はいろんな生物がすっげー鳴いてる。

 

 

沖縄に移住した実感は一向に湧かない。フードコードでキーを叩く私の視界左に映っているのはマクドに銀だこにリンガーハット。よっ東京ぶり。波の音をBGMに仕事を~なんておしゃな理想を抱く 私の耳に届くのはイオンの館内放送。結局爆音で岡崎体育を聴きながら作業をしている。先週の私(@池袋)との変わらなさ。

 

 

本題。 

 

 

な。

 

以下最近聞かれた質問と回答です。

 

Q. 沖縄にゆかりがあるんですか?

A. ないです。

Q. 沖縄に住みたい場所があるんですか?

A. ないです。

Q. 沖縄に思い入れがあるんですか?

A. ないです。

Q. なんで沖縄なん?

A. ほんまそれ。

 

この1か月半で耳からバナナが出るほど聞かれた「なんで沖縄なんですか?」に対して未だにうまく答えられず、最近は「な、なんとなく……」とライターとは思えないボキャ貧回答をしている。

 

ただ、理由は説明できないが沖縄に行くと決めた経緯なら話せる。それで良ければ以下に記載するのでヒマな方は読んでください。

 

 

2月末。 

外注委託でがっつり関わり半内勤ライターとして入り浸っていた会社を辞めた。そしてあの時期はライターも辞めようと思っていた。

 

「人気ライターにならなきゃ、10年後も食えるライターにならなきゃ、お金もたくさん稼げて信頼も集める立派なライターにならなきゃ」ともがいて仕事しまくっていた時期があり、その反動で年明けしばらく後に燃え尽きた。フリーだろうが好きを仕事にしようが不安と焦燥感をモチベーションにして走れば短期間で心が死ぬ。会社員時代に学んだはずなのにまた繰り返そうとしていた。

 

会社を辞めた直後に電話がきた。

沖縄に住んでいる友人からだった。お互い関西人で大学時代から仲が良かったが、連絡が来るのは約2年半ぶりだった。

 

友達「真崎元気か?」

真崎「元気ちゃう」

友達「出たな社会不適合」

真崎「アンタもな」

友達「そうやった」

 

真崎「沖縄どう?」

友達「ええとこやで」

真崎「沖縄ってなんかええよな」

友達「人とかめっちゃ適当やからな」

真崎「そうなん?」

友達「夜7時開始の飲み会に人揃うん10時やで」

 

真崎「すごい、東京じゃありえんやつや」

友達「東京はすごいちゃんとしてると思う」

真崎「みんなほんまちゃんとしてる」

友達「真崎生きていけるん?」

真崎「無理かもしれん」

 

 

なんやかんやと話して電話を切った私はすぐに【沖縄 バイト】で検索をかけた。平均時給750円くらいの求人を眺めながら後ろにいた同居人に話しかけた。

 

真崎「わたし沖縄住もかな」

同居「沖縄?」

真崎「沖縄」

同居「なんでなん?」

真崎「呼ばれた気がした(気のせい)」

 

同居「ええやん」

真崎「な」

 

で 

 

 

4月に一度沖縄へ遊びに行った。人のいない穴場な浜辺に行って浅瀬で明日を埋めてぼーっと海を眺めながら歌をうたって、夜は外人街でタピオカドリンクを飲みながら女3人で海と花火を見た。「なにこれ最高かよ」と思って移住を決意した。

 

 

 

 

という流れである。

誰か「真崎が沖縄に行く理由」を言語化してください。

 

 

いろいろ省略した話もあるが、大まかには本当にこの通り。それっぽい理由を後づけすることはできるが、実はどれもしっくり来るようで来ていない。それっぽい説明をした方々、あれやっぱり忘れてください。

 

人間の行動を動機づける強い要素でありながら言葉にできない感覚的なソレを「直感」だの「衝動」だのと言うのだと思う。直感や衝動の感覚をあえて言葉にするとたぶん「キュピイイィィィィィィィィイイン」や「ズバアアァァァァァァァァァァァアアアン」や「ドュオオオオォォォォォォォォォオオオン」みたいになる。言葉っつーか効果音だけど。

 

だから私が沖縄に行く理由は「人と気候があったかいから」より「環境を変えたかったから」より何よりも「キュピイイィィィィィィィィイインズバアアァァァァァァァァァァァアアアンドュオオオオォォォォォォォォォオオオン」がきっと一番近い。

 

理由を言葉にする目的はおそらく「自分を納得させるため」と「他人に理解してもらうため」であり、うがった見方をすれば全部言い訳である。腹から湧き上がってくる言葉にならない欲求だけが自分自身を納得させられる最強の理由であり、その欲求に従った結果いま私は沖縄にいて結局のんびりとライターの仕事を続けている。お仕事ください。

 

 

直近の願望は「車ほしい」です。

あとなんなら家も決まっていません。

あと友達もほぼいません。

 

そんな状況も楽しみつつ、このブログでも遠慮なく私の沖縄ライフを発信していきたいと思っていますので良かったら引き続きご覧ください。そして良かったら車と家と友達をください。

  

 真崎

 

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