真崎です

沖縄にいます

ぼっち好きで寂しがり屋なフリーランスが #旅ときどき仕事 に参加して良かったこと

 

宮古島から沖縄本島に帰ってきました。

おかえりただいま。

 

 

2016年12月24日。

昨年のクリスマスイブ。

 

ギリシャに滞在中だった旅ライター・古性のっちさんからセブにいるMさんこと真崎に連絡がきた。国境を越えた恋愛トーク。内容は酸っぱい。泣いてなんかない。

 

 

「おきなわいつもどるの」のっちさん。

 

「3月に帰れる、はず」真崎。

 

 

「ぺい!」のっちさん。どゆこと。

 

 

「3月末に宮古島いくです。そのまま帰り那覇によってまさき氏に会って帰ろうと目論んでいるです」

宮古島には何しに行かれるんですか??」

「1週間くらい宮古島のオフィスでリモートワークしようかなーて」

 

 

「まさきしも一緒に行こう」

「行きたさしかない」

 

3秒で宮古島行きが決まった。

 

 


のっちゃんのゆるゆるなお誘いは、いつの間にか「旅ときどき仕事」という壮大な企画に形を変えていた。

 

場所を選ばず働ける皆さま向けで「いっしょに旅しながら仕事しましょう」というこの企画。「誰も来なかったらふたりで宮古島アラサー恋愛トークしようね」と話していたけど、結果的に応募総数20名超え。9名のフリーランス&会社員な皆さまと、宮古島で旅ときどき仕事な1週間を過ごした。

 

今回のメンバーは以下のみなさま。

今井ともちん(フリーディレクター)

てるやしおちゃん(フリーデザイナー)

ルリ子さん(新潟のフリーライター

なかりほさんフリーライター

えいたさんフリーライター・編集)

つるたまさん(フリーカメラマン)

羽田さん(会社員、アウトドアメディア.HYAKKEI編集長)

・のっちゃん

・真崎

 

 

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カフェで仕事をするのっちゃん、歌うともちん、弾くてるちゃん。「旅ときどき仕事」のカオスな自由ぶりをよくよく表す1枚。

 

 

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夜は飲む。だってここはそう宮古島。つるたまさん(写真右)には及川ミッチー似疑惑が上がる。

 

 

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なかりほさんとえいたさん。どことなくエキゾチックなふたり。なかりほさんは私に会いに宮古島に来たと話してくれた。抱きしめたい。

 

 

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カフェの白ブランコに馴染みすぎている羽田さんには「原住民」というあだ名をつけたい気持ちになった。

 

 

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Wordpress分かんねぇ投げ出してぇ」と喚くわたしにルリ子ねえさまが1から指導。ようやくサーバーとドメインをゲットしましたありがてぇ。

 

 

 

 

フリーランスはわりと孤独」

 

気付いたのはフリーになってからわりとすぐの頃だったと思う。

 

マジで、ビックリするくらいに人と会わない。

仕事のやり取りは9割方メール。取材で人と話しても終わればカフェでひとり作業。気付けばひとり。ずっとひとり。ひとりひとりひとり。

 

「誰かと仕事したい、いっしょに仕事をする人の顔を見たい」という人恋しさからフリーになって5ヶ月目には内勤バイトライターとして会社にも入った。カフェで作業するときには「誰か渋谷でいっしょに作業しましょう」とよくツイートした。大体この女が釣れた。

 

 

沖縄移住後は、孤独で一旦死んだ。

 

仕事も住む場所もキレイな海も美味しいごはんもたくさんあったけど、「マジで原稿1文字も進まねー」と気軽にグダる仲間がひとりもいない環境は思ったよりキツかった。

 

東京にSkypeを繋ぎながら作業したり、仕事が終われば東京の友達に電話をかけたり。物理的にも精神的にもどこか「ひとり」な寂しさを埋めることに余念がなかった。

 

 


のっちさんが書いたこの記事。

 

 

念願の旅は最高にたのしかったし、いつ仕事しても良い環境は、わたしの心をとても軽くしてくれました。

 

朝寝坊しても、わたしの首が締まるだけ。

煮詰まってしまったら、少し大きめの伸びをして好きなカフェにいく。

 

はじめの頃はそんな風に、なんだかちょっと憧れの、会社員時代には経験できなかった解放感に顔が緩む日々が続いていました。

 

だけど旅にトラブルはつきもので。

飛行機がストライキしたり、持ち物がなくなってしまったり。宿のラウンジに空き席がなくて、ベッドの布団の中にこもって記事を書いたり。

そんなときに限って、想定外の大量の修正をいただいて、揉めてしまったり。

 

「ねー、これどうすればいいのかな?」

なんて、気軽に相談できる相手も、いなくて。

 

***

 

本当に本当にちいさなこと。

 

だけれど言葉も通じない、そんな異国の町で、わたしに降りかかったそれらの出来事は、「何これ!最高だな!」とトラブルに対しても笑顔で答えてくれた上司の姿をとてもとても、愛しくさせました。

 

会社員に戻りたいわけじゃない。

だけれど、会社が恋しい。

 

勝手にフリーランスになったくせに、今は空っぽの、隣で笑ってくれた仲間が恋しい。

 

そんな思いを、自分勝手ながらわたしは旅の途中、何度も何度も感じてしまいました。

 

 

同じような思いを、自分勝手ながらわたしはこの2年間、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も感じてしまいました。

 

会社員には戻れない。

だってもう自分のペースで仕事の量も時間も決められるワークスタイルがすっかり心地よくなってしまったから。基本的にはひとりが好きだから。

 

 

でも、仲間はほしい。

 

「もうムリだー!」って嘆き合う

「この構成どうかな?」って話し合う

「ちょういい原稿書けた!」って讃え合う

「飽きたからご飯食べよう」って誘い合う

「こんなことしたいんだよね」って語り合う

 

そんな仲間は、めちゃくちゃほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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旅ときどき仕事は、そんな感じ。

 

とてもよかったです。

のっちゃん、企画ありがとうね。

 

 

人恋しいと嘆くわりにはぼっち好きで根暗で協調性がなく、現地の方も含めた全員集合飲み会にひとりだけ参加しない。

そんなクソなわたしも温かく受け止めてもらい、ぬくぬくと良い時間を過ごすことができました。ありがとうありがとう。なお私だけ1秒も仕事していません。

 

 

第2弾は4月、タイのチェンマイだよ

 


さてさて。

そんな「旅ときどき仕事」の第2弾がさっそく来月実施されるみたいです。のっちゃんすごいね早いね。

 

今度の舞台はタイ・チェンマイ

Wi-fiカフェやコワーキングスペース多数、物価は激安で、フリーランスたちがリモートワークやプチ移住しにくる密かな聖地みたいです。

 

応募締め切りは3月28日(火)だって。

明後日じゃんウケる。

 

 

同じ場所に集って、基本的には各自が自分のペースで行動しつつ、人恋しいときには気軽に声をかけ合っておしゃべりお出かけPC作業。

 

なんか、いろいろちょうど良い環境です。

興味のある方はぜひどうぞ。

きっととても楽しいよ。 

 

真崎

 

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