なんとか第2回に繋がりそうです。
デート相手捕まえました。
あの記事を執筆後、女子からはすでに5名ほどデートオファーをもらっていてありがたい限りなのですが、いかんせん男子から声かからんもんでしてね。
せっせとハンティング中です。
「池袋ワンコインランチデート」という自己満企画もふとしたタイミングでふよふよアイデアが降りてきました。こういう「ふよふよ」が不定期で訪れて「こんな企画やってみたいな」と空想を描いては実現率30%くらいの感じでここまでやってきました。行動無精。
「池袋ワンコインランチデート」は久々にそのアイデアを具現化したもので、その勢いで最近訪れた「ふよふよ」も実現にこじつけたく思い、とりあえずまずは言語化してみようという記事です。
まず、そのアイデアの前提として
・真崎はインタビュー上手なライターになりたい
・自分でインタビューを企画して実施したい
・しかし最近「その人の生き方」「これまでの人生」「価値観」を扱うインタビュー記事が多く、私も元々それをやりたかったけど一方で大きなマンネリ感を抱いており、「そういう記事はいっそもう全部another lifeさんとかに任せとけばいいんじゃない?」てなってる。
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一番何度も読んだ記事
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私には「元親友」がいる。
元々「親友」「心友」「ニコイチ」「我等友情永久不滅」みたいな仲の良い友達同士を表す流行りの言葉が好きではなく『女子特有の綺麗で表面的で胡散臭い束縛&外部アピール用ワード』みたいに思っている昔から可愛げのない女子だったのだけど
唯一その感覚を共有できる相手に出会い
彼女が人生初の「親友」になった。
「親友っていう言葉は嫌いだけど、まあここは親友でもええんちゃう」みたいな青臭く中2くさい共通認識をお互い抱いていた。
「親友」という言葉は、なんぞ不思議なもんで。
今わたしの周りには「とても仲の良い友達」「気兼ねなく話せて時間を共にできる友達」「意識高い系の話を惜しげもなく話せる仲間」が存在してくれている。
だけど「親友」という関係性にあてはまる存在は、あの時の「元親友」以外にはどうにも思いつかない。
関係の深さの程度という話ではないと思うのだけど、まあ不思議。
驚くほど常に一緒に行動していたと思う。
毎日連絡を取り合って、お昼は互いのコミュニティを抜け出して一緒に食べて、授業をサボって4時間も5時間も話して、帰りはまた一緒に連絡を取り合って帰る、みたいな。学部は違ったけれど所属しているコミュニティが複数被っていたので、とにかく本当に飽きもせず毎日毎日毎日毎日なんなら休日まで連絡とって一緒にいた。
見た目は真逆(向こうはギャル寄り)
体型も真逆(向こうは細身のAカップ)
なにより恋愛遍歴が真逆(向こうはずっと彼氏いた)
その一方で
性格が似てる(繊細で落ち込みやすい)
ノリが似てる(幹事コール・宴会余興は絶対出される)
気にする視点が似てる(コミュニティ内にひとりぼっちがいたらほっとけない、その場にいる全員が楽しくないなら楽しくない)
だから、なんでも話せた。
なんでも話して、共感し合えた。
お互い感覚人間だから言葉抜きで会話が通じた。
「なんかな、なんかなんやろなんかやねん」
「うん大丈夫なんか分かるで」
リアルにこんな会話してた。
しかし、「元親友」になった。
あれだけ一緒に過ごしてきたのに徐々に徐々に距離が生まれ、大学卒業時にはほぼ話すことも連絡を取り合うこともなくなっていた。もちろん今でもまったく連絡は取らず、facebookの「友達かも」にたまに表示されているのを見るとほんの少しだけ切なくなったりする。
きっかけは、完全に「就職活動」だったと思う。
解禁と同時にインターンをばこすこ受け始め、関西内はもちろん東京でも「大学外の友達」をつくってつるむことに夢中になり始めていた私。毎日投稿していたmixiの日記も途端に「イタイ系意識高い学生」になっていて、今では黒歴史の証拠資料になっている。
「就活」や「夢」を語ることに夢中になっていた。
すると、どこかのタイミングからか、彼女と会話が合わなくなっていった。
「就活が死ぬほど嫌で不安しかない」と語っていた彼女は、私の「意識高い()発信」を見られないように各種SNSのフォローから私を外した。それに気づいた時あまりのショックに私も彼女のフォローを外した。
実際ふたを開けると私の就活は酷いものだったのだけど、私の近況を見ないようにしていたと語る彼女と直接話した時に「そうなんや、どうせ真崎内定いっぱいとってるんやと思ってた」と言われ、引き続き就活に対して暗い気持ちの彼女に「そんなこと全然ないでー!もう全然あかんわ内定取れる気せえへんー笑」とぎこちなく笑い飛ばし、それ以降会話が続かなかった場面を覚えている。
お互いに「溝」を感じていた。
妙なよそよそしさが私たちの間に渦巻いていた。
で、半ば自然消滅的に「親友」が終わった。
今彼女がどのような毎日を送っているのかまったく知らないし、今でも思い出すとちょっとだけ胸が苦しくなるから、あまり知りたいとは思えない。
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っていう、これですわ。
「ふよふよ」ですわ。
『この"過去の微妙に気まずい関係性"の人同士がその当時のことを思い出しながら語り合う「今だからぶっちゃけ言うけどあん時のお前まじで〇〇だったわ」トーク(仮題)』
っていう、対談企画。
いかがですやろか。
もし今彼女に会ったとしたら、よそよそしい近況報告なんて5分で済ませて絶対「てかぶっちゃけあん時どうだったよ」って話をしてみたいな、それ話せたら面白いなと思った時、この企画がふよふよ舞い降りてきました。
たぶん、就活直後や卒業直後では、まだ互いの存在を意識できる距離にいたので、この対談が成立するにはちょっと気まずかったと思うんです。
でも、もうあれから4年。
特にネガティブな意味ではなく、互いの存在が互いの今の生活において「なんの影響力も存在感もない状態」だと思っていて、逆に気兼ねなく過去話を笑ってできる気がして。仮説だけど。
「過去の微妙に気まずい関係性」
私たちみたいな「元親友」
喧嘩別れした友達
いじめっ子いじめられっ子
両想いだったけど実らなかった男女
いろんな別れ方したカップルたち
サザエさん的にワカメと堀川
ちびまるこちゃん的にたまちゃんと野口さん
東京喰種的に真戸アキラとタキザワ
みたいな。
まだありそう。あるかな。
私が対談したい人がいるとすればその「元親友」ぐらい。気まずい関係性の人は(特に社会人になってから)何人かいるけど、こちらは逆に時期尚早というか、たぶん対峙しても普通に気まずいと思う。
この対談が成立するとすれば
「時間によって「気まずさ」が洗い流された関係」
の2人なんだろうなーと感じております。
正直周りの人で「うわーここの本音対談見てみたいわー」みたいなペアはいくらでも思いついており(黒い)。私が上手く間に入るのでぜひ語り合ってみて(≠罵り合って)ほしいです。というかその現場を目前でにやにやしながら眺めてみたいです。
で、記事にしてみたいです。
っていう。
こういうアイデアは基本思いついた瞬間にTwitterで垂れ流すんだけど、この単なる思い付き&勢いの企画案に反応してくれた人もいたわけでして。
めっちゃおもしろそう。これに限らず、いっときインタビューの流れきてるなー!と思ってたけど、なんか最近わたしの好きな界隈では対談も増えてて、個人的に対談ってめちゃくちゃ好きなジャンルのコンテンツだから増えると嬉しいな……>RT
— ハルカ (@sharuka0) July 20, 2015
@masaki_desuyo_ これ面白そう!この対談したら過去がいい意味で清算されて新しい関係性が構築できそうだしね。
— 木村 公紀|旅する教育者 (@tabisurukyouiku) July 21, 2015
@tabisurukyouiku きむさん、ありがとうございます(*‘∀‘)!!いまその「元親友」と会ったら、当たり障りない近況報告すっ飛ばして、気まずくなった当時のことぶっちゃけて話してみたいなっていう思いつきで笑。「言葉にする」「笑い飛ばす」が過去を清算するキーだと思います!
— 真崎@ライター (@masaki_desuyo_) July 21, 2015
@masaki_desuyo_ 確かにそうだわ!そこに間を取り持つ第三者がいることで、全てが円滑にいきそう。ちょっと是非やってくれ。
— 木村 公紀|旅する教育者 (@tabisurukyouiku) July 21, 2015
思い付きに対して勝手にいろいろと意味づけして下さる皆さんがいて非常にありがたいです。なんだかんだですべて衝動と勢いなので。
ただこれ、たぶん一番難しいのが
『過去の"微妙に気まずい"関係性の2人』を探すことだと思うんですよね。ぶっちぎりで。
ということで、こういうのって「まずは自分から」だと思うので、「元親友」や思い当たる人に声をかけてみようと思います。
もし万が一億が一「あ、そういえば自分にもそういう関係の人いるし、このタイミングで話してみるのもアリかもしれないしついでに真崎に記事化されるのも悪くない」と奇跡的に思った方がいったら連絡下さい。個人的には「気まずい別れ方したカップル」に興味あります(不謹慎)。
記事ができたら是非読んで下さいー。
よろしくお願い致します。
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